
ブラジル科学アカデミー のロゴ。こちらから転載させて頂きました。

メキシコ国立科学アカデミーのロゴ。こちらから転載させて頂きました。

アルゼンチン国立科学アカデミー。こちらから転載させて頂きました。

コルドバ天文台。こちらから転載させて頂きました。
このシリーズでは世界の様々な科学技術アカデミーを紹介しています。
第二十回目は中南米の科学技術アカデミーです。
1)ブラジル科学アカデミー (Academia Brasileira de Ciências, ABC、リオデジャネイロ)
ブラジルにおける科学的発展を促進するために1916年に設立されました。医学、生物学、物理学などの分野で研究を推進し、特に熱帯医学や農業科学の分野での貢献が顕著だったそうです。たとえば、マラリアなどの熱帯病研究において国際的に注目される成果が上がっていたとのこと。ブラジルは中南米最大の国であり、科学コミュニティも比較的早く組織化されたそうで、国内の科学者ネットワークが構築され、国際的な学術交流への参加もあったようです。ブラジルの経済力と学術的基盤を背景に、中南米で最も活発な科学アカデミーの一つとされます。
2)メキシコ国立科学アカデミー (Academia Mexicana de Ciencias, AMC、メキシコシティ)
正式には1959年設立とのことですが、1930年代には前身となる科学者団体が存在していて学術活動が行われていたそうです。メキシコの科学者たちは天文学、数学、医学の分野で活動していて、特にメキシコ国立自治大学(Universidad Nacional Autónoma de México、UNAM、1551年創立)との連携で研究が進められていたとのこと。教育と科学の近代化が科学アカデミーの前身団体により支えられていたです。メキシコは中南米で文化的・学術的に重要な位置を占めており、科学コミュニティも国際的な交流を行っていたようです。
3)アルゼンチン国立科学アカデミー (Academia Nacional de Ciencias, Argentina、コルドバ)
コルドバに1874年に設立されたそうです。19世紀後半から天文学、気象学、地質学などの分野で活動していて、特にコルドバ天文台(1871年創立)との連携により、天文学研究で国際的な評価を得ていたとのこと。南半球の星図作成や気象データの収集の貢献も特筆されるようです。戦前のアルゼンチンは経済的・文化的に中南米の先進国であり、科学アカデミーも地域で重要な役割を果たしたとのこと。
このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。このシリーズの初回はこちらです。
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