lnr019: リニアモーターカーの分析 19 リニア新幹線の駅(1)

リニア新幹線の品川駅の模式図。こちらから転載させて頂きました。

現在の品川駅の構内図。手前が東海道新幹線、緑色ラインが山手線。こちらから転載させて頂きました。

本シリーズではリニアモーターカーの分析研究を進めています。

今回は、「リニア新幹線の駅」に着目した論考を実施したいと考えました。

品川~名古屋間の86%がトンネルというリニア新幹線ですから、景色を目的に乗車する人は少数派でしょうか?であれば、「利便性で勝負するビジネス」が宿命となる鉄道と思われます。

既に、セキュリティチェックのために30分間の事前到着が求められるという足枷が予想されているようですが、ターミナル駅での乗り換え時間もこれに追加されると考えた方がよさそうです。

以下では、主力の品川駅での乗り換えをシミュレートするための情報収集を試みます。

JR東海によると、品川駅におけるリニア新幹線のガイドウエイの底面は地下40mなのだそうです。ホームはこれよりも少し高い位置になりそうです。

品川駅と言えば山手線、京浜東北線、上野東京ライン、東海道線、総武線、横須賀線、京急線などの在来線からの乗り換え駅ですが、ここでは、取り敢えず、東海道新幹線のホームからの乗り換えを考えてみます。

まずは、東海道新幹線のホームの分析を行います。こちらによれば、新幹線ホームにはエスカレーター併設の階段2か所、2並列エスカレーター2か所、階段1か所、エレベーター1基が設置されています。いずれもホームよりも上にあるコンコースへのアクセスです。

東海道新幹線のホームから直接リニア新幹線ホームにアクセスるとは考えにくいので(間違っているかもしれません)、一旦コンコースに上がってから地下40mまでたどり着く経路となりそうです。エレベーターやエスカレーターに乗って移動する深さの総延長は60m程度となりそうです。

こちらによると、改札階(コンコースのこととおもわれます)とホーム階を38台のエスカレーターと9台のエレベーターにより乗り換え時間を抑え、3〜9分にすると報じられています。

この見積りは本当でしょうか?

乗り換え時間の定義にも依りますが、「前の列車の座席から次の列車の座席までの時間」とするのが妥当と思われます。ですが、まずはホーム間の移動時間として話を進めてみます。

次回では乗り換え時間を計算してみたいと思います。


、、、とここまで考えて、ふと思い当たったのは「リニア新幹線⇔東海道新幹線」の乗り換えを品川駅で行う人がいるだろうか、、という点です。名古屋から品川駅を経由して東北ないし上越新幹線に乗り継ぐ人でしょうか、東京駅でも乗り換えが必要になりますが、、、。

また、羽田空港に飛行機で到着した人が京急線を経由してリニア新幹線で名古屋を目指すとは思えません。最初から名古屋の飛行場をダイレクトに目指す方が賢明です。

先の日本経済新聞の記事に釣られてしまいました。とすると、在来線からの、あるいは在来線への乗り換えが主となりそうです。乗客の多い山手線や京浜東北線との乗り換えを検討した方がよさそうです。

GoogleのAIに尋ねてみたところ、山手線から東海道新幹線への乗り継ぎ時間は5分~10分だそうです。リニア新幹線ではこれに地下40mに辿り着く時間が加算されます。

このシリーズはこちらに続きます。また、このシリーズの初回はこちらです。

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