mf001: NHK杯テレビ将棋トーナメントを見ています

鈴木環那さん。こちらから転載させて頂きました。

主要情報源をネットに切り替えて久しく、テレビをほとんど見ない生活が続いています。

ですが、最近、標題のNHK杯テレビ将棋トーナメントは録画で見るようになりました。
自身の棋力は小学生以下で、へぼの中のへぼと自認していますが、テレビ画面が興味深いので、ほぼ欠かさず見ています。

低棋力の身としては、状況の優劣判断などは全くできず、解説の方の説明やAIの形勢判断に「そういうものなのか、、、」と思考を追い付かせるのがやっとという状態です。次の一手もほぼ思いつきません。

ですが、少しだけ分かった気になったのは、一流の棋士が対決する場面では、勝敗を分ける決めの一手というのはあまりなくて、駒の配置の巧妙こそが勝負に大きく影響する※のではなかろうかということです。
※)最近(2026/4)の「将棋フォーカス」によると羽生善治名人がこの流れを作ったそうです。筆者の観察力も捨てたものではなさそうです、、(笑)。
へぼの感想なので間違っているかもしれません。ただし、先日の藤井聡太八冠と増田康宏八段の対戦のように終盤の逆転が生ずる場合はこの範囲でないことは確かです。

また、登場する棋士の方々は、当然、頭脳明晰の極みと位置付けられるべき人類です。番組ではこの優れた方々が画面に映し出されます。しかも、かなりの長時間に亘って、特に、集中して考えておられる様子が。
よくよく考えると、このような映像は他では滅多に見られません。ドラマはカットのつなぎ合わせだし、カメラワークは高移動度です。スポーツ中継や歌謡番組にも顔のアップがありますが、短時間だし、思考を感ずる静寂は望めません。
棋士の方々には、空を眺めたり、体を揺すったり、顔に手をやったり、などなどの挙動が散見されますが、英才たちが思考力を高める際にはこのような挙動が伴うこともあるのだ、と勉強になります。さらに、形勢の優劣が微かに表情として現れます。

そして、何よりも印象的なのは、司会の鈴木環那さんです。
女流三段なので棋力が優れているのは当たり前なのでしょうが、その司会進行の妙は圧倒的と感じ入ります。
他のすべての番組の誰よりも優れている(といっても、テレビを見ない人間が比較できるはずもないのですが)ように感じます。
様々な解説者の魅力を引き出す話術も優れているのですが、テレビの前の視聴者に対する気配りが画面から漂うような振る舞いに脱帽です。こういうすごい人材が将棋界にはいるのだな、、、と毎回の感銘を受けています。
NHKのホームページでも「明るい性格と淀みない司会でファンに大人気」との紹介。まさに、さもありなん、です。

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