wf006: 米国少女数百人の集いを目撃しました

Sorry. This is an article in Japanese.

サッカーマム。こちらから転載させて頂きました。

ラトガース大学。こちらから転載させて頂きました。

今回は大学から派遣されて米国ニュージャージー州の研究所で客員研究員をしていた時の話です。

1996年4月からの1年間、米国東海岸のニュージャージー州に滞在していました。
交通規則や車検の方法が前に滞在したことのあるカリフォルニア州と随分と異なっていたのが印象的でした。どちらかと言えば、日本に近いという印象を持ちました。また、隣のニューヨーク州の交通規則が微妙に異なっていたので、米国は地方分権の国だと痛感したりしていました。

休日に女子サッカーの練習があるというので見学に行くことにしました。
冬の寒い朝でした。
会場はサッカーコートが3・4面取れるという広大な天然芝の広場でした。

驚いたことに、数百人の体操服姿の若い女性が集っていました。
中学生か高校生か遠目には判別しにくい年ごろの少女たちでした。
彼女たちは男性コーチの指導の下、一斉にサッカーの練習を始めました。トップを目指す練習にしては一指導者当たりの選手数が多かったので、おそらくは、初心者用のサッカーキャンプだったのではないかと思われます。もしかすると学校単位だったかも知れません。

個人主義と言われる米国でもこれだけの「殺到(皆が同じ方向を向くという意味です)」があるのだと驚きましたが、「これこそがサッカーマム現象かも」と合点がいきました。

サッカーマムとは「サッカーのチームスポーツとしての高い協調性が注目され、社会に出てからの人間関係に大切な協調性を養わせるために、教育熱心な母親が子供にサッカーを習わせること」の米国における流行です。

私の記憶では、ミア・ハム(Mariel Margaret Hamm)選手が米国代表で活躍し始めた頃に始まったように思われます。1996年アトランタオリンピックで米国女子代表は金メダルを獲得して、サッカーマムは現象となりました。私の上記の体験はそのような時代背景に基づくものだったようです。

ついでに、私が上記の見学で驚いた事をもう一つ記しておきます。

それはサッカーコートに敷設されていた天然芝です。その芝は、冬でも青々としていたのですが、葉の大きさが私の知識を超えていました。
高麗芝の葉の数倍はある面積を持っていました。
正直なところ「これを芝と呼んでよいのか」という大きさでした。日本のオニ芝の葉よりも大きかったかもしれません。もちろん、丁寧に刈り揃えられていたのでブレーに支障は無さそうでしたが、「芝と言ってもいろいろとあるものだ」と感銘を受けました。

日本で芝生というと目の細かい高麗芝か冬でも青い洋芝ですが、それらとは全く違ったニュージャージーの芝でした。
もしも耐久性が良く管理が容易であれば、気候が似ている日本でもこの芝(※)を導入してはどうかと考えたりしたものです。

ちなみに、ニュージャージーの州立大学のラトガース大学は芝生研究機関として有名なのだそうです。

※)葉が大きく冬も緑の芝草は、一般に、寒冷地用とのこと。日本の暑い夏を耐えきれないかもしれません。

このシリーズはこちらに続きます(最新記事がアップされたらそちらが表示されます)。このシリーズの最初はこちらにあります。

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