
黒田剛監督と町田ゼルビア。こちらから転載させて頂きました。
Jリーグの町田ゼルビアの黒田監督を取り上げ掘り下げたテレビ番組を見ました。
その中にとても参考になったことがあったので以下に記してみたいと思います。
高校サッカーの監督を長年務め、全国大会で当たり前のように優勝するチームに育て上げた黒田剛氏。
その手腕を買われて、Jリーグチーム(町田)の監督に就任しました。初年度はJ2で優勝、二年目はJ1で3位と着実に実績を積み上げています。
その番組中で黒田監督の周囲からの評価が紹介されていました。コーチ陣や選手からのものです。
「しゃべる能力が高い」とのことです。黒田監督自身は「相手が聞きたいことを喋る」ように努めていると述べていました。
私自身、コミュニケーションの重要性は知っていたつもりでした。
「外交官」とあだ名されたベンゲル監督(名古屋グランパスやイングランドのアーセナルで実績)が「とにかく人の話をよく聞く人」と称されていたのを30年前に知って感銘を受けていたので、それに努めることはしてきたつもりでした。
が、しかし、それは「受け取る」側の論理でしかなかったことに、上記番組で気づかされました。自分が「受け取ってもらう」側となった時に注意すべき点が抜けていました。
もちろん、「自分の言いたいことだけを喋る」は極力避けてきたつもりです。
ですが、何を基準に「喋ってきたか」と言われれば、「原理原則に沿う」でした。
原理原則は、科学技術であれば教科書や参考書、参考文献に当たればそこに書いてあることです。あるいは、その分野の人間であれば当然知っている基本となります。
モノづくりや研究の場面では、これはこれで悪くはないでしょう。
が、日常生活ではどうでしょうか?私の場合、「社会の標準」と私自身が考える規範でした。原理主義者ですね(笑)。
でも、その「社会の標準」が人によって違うのです。多種多様です。これがすれ違いの原因となることがとても多かったようです。
コミュニケーションは伝えたい情報、伝えてもらいたい情報のやり取りです。「伝えたい」と「伝えてもらいたい」の擦り合わせは必須事項です。
こんなことに今頃気付く私はまだまだ修行が足りませんね。
小学校の先生を経験された方との会話がスムーズなのは、相手が聞きたいことを察する技能を磨いておられるからでしょう。
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