abroad07: ロシアで見たもの 01 地下鉄 part1

私が宿泊したホテルの真下にあった地下鉄駅のホーム。こちらから転載させて頂きました。

改札もこんな感じでした。こちらから転載させて頂きました。

このシリーズでは、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された国際会議に出席した際に、私が目にしたロシアの様子をご案内していきたいと思います。

その国際会議で私が口頭発表した際、会場係の若い男性(おそらくは大学生)が講演後に駆け寄ってきました。
「あなたの研究はとても素晴らしい。感銘を受けた。これこそ未来の技術だ。」と英語で伝えてくれました。
会場係からそのような激励を頂戴したことはそれが最初で最後でした。私も感激しました。
この体験のために、本シリーズにおける私の視点がロシア寄りとなる可能性があります。ご注意をお願いします。

その会議は10年以上前の事だったと記憶しています。2014年以前と思われます。
その頃は西欧とロシアの関係も拗れておらず、ロシアもG8の一員だったとはずです。
ロシアを含むヨーロッパの国際共同研究が盛んで、先の国際会議もその一環でした。西欧各国のプロジェクト関係者が出席していましたし、米国からの参加者もいました。
私の知り合いでノーベル賞候補とも言われていた人はハーバード大学からのネット基調講演でした。

国際会議はソ連時代に建設されたホテルで開催されました。サンクトペテルブルクにある「モスクワ」という名のホテルでした。

ロシアに詳しくなかった私は、安全を見て、そのホテルの一室を宿泊先に選びました。夕食を求めて出歩いて危ない目に合うのを避けるにはちょうど良いと考えたのです。
ただ、国際会議の合間の昼間には、「時間があれば」ですが、市内を見て歩き見聞を広めようと思っていました。そのホテルの真下に地下鉄の駅があったので便利でした。空港からホテルまではタクシーを利用していたので、現地の地下鉄はその時が初めての利用でした。

地下鉄の改札口を通ると3列のエスカレーターがありました。
その長さたるや東京の新御茶ノ水駅のそれの比ではありません。3倍くらいはあったと思います。
サンクトペテルブルクは湿原の上に構築された都市なので、相当に深くないと岩盤の固いところまで到達しないだろうと解釈しました。もしかすると、核シェルターを兼ねていたかもしれませんが、、、。

エスカレーターの下りでは高校生年代の男子3名が少し前にいてエスカレーターの全幅を占拠していました。が、後ろから急ぎの人が歩き降りてくると丁寧に進路を空けていました。ふむふむ、なかなか礼儀正しい、、、。

エスカレーターを降り切るとホーム(プラットフォーム)が現れました。
そして、驚きました。
ロシア地下鉄駅の美しさは米国ジャーナリストのタッカー・カールソンが動画(※)で、昨年、紹介していましたが、まさにその通りでした。
ニューヨークの地下鉄駅も、パリやロンドンの地下鉄も経験していましたが、それらとは別世界でした(本投稿最上位の写真を参考にしてください)。
東京の地下鉄の銀座駅、その線路わきをドブネズミが堂々と歩き回る姿を見ている身としては恥ずかしい思いでした(あのネズミはどこで食べ物を得ているのでしょうか?)。

ホームの幅がとても広く、混雑時でも往来に支障が出ないと感じられました。
そしてデパートのエレベーター乗り場にあるような自動扉がホームと線路の間にありました。ホームから線路は見えませんでした。列車を待つ空間は地下鉄ホームとはとても思えませんでした。日本でいえば、結婚式場のロビーという印象です。

列車が来ました。自動ドアが開きました。とそこに、(サンクトペテルブルクの皆さん、すみません)ボロ車両が現れました。車内も結構に擦り切れていました。ホームと列車は別物だったということです。

以前、ロシア人研究者をグループに迎え入れて共同研究を実施したことがありました。
その研究者は「モスクワではラッシュアワーの地下鉄は30秒間隔で運行している」と豪語していました。
信じられますか?東京の地下鉄で最も発車間隔時間の短い運航をしている銀座線ですら3分間隔です。ただ、私は上記経験から、ロシアだったらできるかも、と密かに考えています。

このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらが表示されます)。また、このシリーズの最初はこちらです。

(※)タッカー・カールソンのYouTube動画 ↓

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