
バルト国立工科大学。こちらから転載させて頂きました。
このシリーズでは、私がサンクトペテルブルクの国際会議に出席した際に目にしたロシアのいくつかの事柄をご案内しています。
前回の投稿では、サンクトペテルブルク地下鉄の初体験をご案内しました。
今回は地下鉄体験の二回目です。
地下鉄がきれいで安全なことを確信した私は、帰国の途では地下鉄を利用しようと決心しました。ホテルから空港までの道のりです。
今回は大きなスーツケースを抱えての移動でしたので、それはそれで緊張しました。
サンクトペテルブルクの地下鉄文化にそぐわないとなると、周囲から白い目で見られる可能性があるためです。ですが、それは全くの杞憂でした。
乗り換えをひとつ経由して、ある駅に近づきました。空港駅からはいくつかの手前です。
「Tekhnologicheskiy Institut」という名前だったと思います。「大学の駅だな」と思った記憶が残っています。後で調べてみるとバルト国立工科大学(Baltic State Technical University)がその駅の近くにありました。
列車はロングシート仕様でした。東京の地下鉄と同じ座席です。
私の座っていたところから対面のシートに座っている人々をそれとはなしに眺めていました。立っている人はいませんでしたが、ぎゅうぎゅう詰めの座り方です。
その人々は一斉にその駅で降りました。私が驚いたのは、その人々が着席していた時の様子です。
対面の皆さん、ハードカバーの専門書を読み入っていました。ぎゅうぎゅう詰めの座席で。全員が。男性も女性も。
もちろん、スマホを眺めている人は皆無でした。もしかすると、地下鉄にWiFiが敷設されていなかったかもしれません。車両は決して新しいとは言えないものでしたので、さもありなんです。
ですが、どこかの国のどこかの有名国立大学の近くの駅に到着する丸の内線の車両では、半数が週間漫画雑誌を開いているという時代に、とても対照的です。
ロシアの人はそんなに勉強好きなのでしょうか?あるいは、試験がとんでもなく厳しいとか、、。
でも、ハードカバーの専門書です。試験対策ならばノートではないでしょうか?
皆さんはどう思われますか?
このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらが表示されます)。また、このシリーズの最初はこちらです。
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