ntn03: アイザック・ニュートン 03 青春期

グランサムのグラマースクールの旧校舎。こちらから転載させて頂きました。

現在の校舎。こちらから転載させて頂きました。

ニュートンは地元のグラマースクール(※)に通い始めます。グランサムのキングス・スクール(The King’s School)です。
1329年まで遡る歴史を誇る男子校ですが、20世紀以前の総生徒数は数十人だったようです。ニュートンも旧校舎の方で学んだと思われます。
※)地域の教会や慈善家によって設立・運営され、比較的幅広い層(中産階級や地元の自由民の息子)が通ったとされます。学費は基本的に無料だったようです。

母親のハンナはニュートンを農場経営者に育てようと考えていたようですが、彼の学問的才能を認めてグラマースクールに通わせたようです。後世の我々は母親ハンナの英断に感謝しなくてはならないようです。

11歳から18歳までの教育を司っていたこの学校は、古典教育に重点を置く典型的なグラマースクールで、ラテン語とギリシャ語がカリキュラムの中心だったようです。
ニュートンは数学にも興味を示したようですが、第一優先はこれらの語学教育とのことです。語学は「学問への入口」という位置づけだったようです。

ニュートンは後に偉大な科学業績を残すのですが、それはドイツ人のケプラーやイタリア人のガリレオの業績の上に積み上げられたものです。ニュートンの語学力は先人の文献を読み解く際に役立ちました。また、ニュートン自身の著作も当時の科学の国際言語だったラテン語で記されています(一部の著作は英語)。

ニュートンはグラマースクールを卒業する時点でラテン語の読み書きと会話に十分な能力を持っていたとのことです。

そして、ニュートンはケンブリッジ大学に進学します。母親のハンナによる経済的支援があったようです。

このシリーズはこちらに続きます(新しいシリーズ投稿がアップされるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの最初はこちらになります。

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