
回向柱と本堂。
このシリーズでは大日山瞰川寺の境内にある石碑と御地蔵様をひとつひとつご案内しています。
今回は本堂前の回向柱(えこうばしら)です。
回向柱と言えば長野の善光寺が有名なようです。
大日山瞰川寺には善光寺巡礼記念碑もあり、今回の回向柱と併せて岸村民(町民)が善光寺に倣う気風が感ぜられます。
善光寺では「前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸に変わり、白い『善の綱』として、本堂前の回向柱に結ばれます。その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこと。ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれません。」と説明されています。
大日山瞰川寺の回向柱には五色の糸がありませんが、「本尊に触れるとの同じこと」は同様と考えてよいかもしれません。
2007年の写真を見ると柱に文字が記されています。不明瞭ながらそれは次のように読み取れます。
「奉修〇〇〇〇三〇秘法供者為大日如来御開〇報恩〇〇也」(〇は判読不可)
現在、文字は消えてしまって読み取れませんが、ご本尊の開帳に関連して建立されたものと推察されます。
大日山御開帳は60年に一度です。1986年に実施されたという記録があるのですが、二体目のご本尊の入魂に合わせて追加で行われた可能性もあります。
このシリーズはこちらに続きます(最新記事がアップされたらそちらが表示されます)。また、本シリーズの初回はこちらです。
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