
以前の投稿で「森保一監督はリーグ戦には強いがノックアウト戦には強くないのでは?」と考察しました。
では、日本人監督が参加できるノックアウト戦で好成績を挙げている日本人監督は誰でしょうか?
調べてみました。森保監督が選手としてドーハの悲劇を経験した1994年以降を対象としています。
以下、敬称略とします。
(1)天皇杯優勝回数
1.3回優勝
・オズワルド(Oswaldo de Oliveira)( 2007・2010・2018)鹿島アントラーズ(2)、浦和レッズ(1)
2.2回優勝(逆年度順)
・鬼木達 (2020・2023)川崎フロンターレ
・長谷川健太 (2014・2015)ガンバ大阪
・西野朗 (2008・2009)ガンバ大阪
・ブッフバルト(Guido Buchwald)(2005・2006)浦和レッズ
・エンゲルス(Gert Engels)(1998・2002)横浜フリューゲルス、京都パープルサンガ
・カルロス(João Carlos)(1997・1999)鹿島アントラーズ、名古屋グランパス
8.1回優勝(年度順)
・古前田充(1994・ベルマーレ平塚)
・ベンゲル(Arsène Wenger:1995・名古屋グランパス)
・レオン(Emerson Leão:1996・ヴェルディ川崎)
・セレーゾ(Toninho Cerezo:2000・鹿島アントラーズ)
・ゼムノヴィッチ(Zdravko Zemunovic:2001・清水エスパルス)
・柳下正明(2003・ジュビロ磐田)
・アルディレス(Osvaldo Ardiles:2004・東京ヴェルディ)
・大熊清(2011・FC東京)
・ネルシーニョ(Nelsinho Baptista:2012・柏レイソル)
・樋口靖洋(2013・横浜F・マリノス)
・石井正忠(2016・鹿島アントラーズ)
・ユンジョンファン(Yoon Jong-hwan:2017・セレッソ大阪)
・フィンク(Thorsten Fink:2019・ヴィッセル神戸)
・ロドリゲス(Ricardo Rodríguez:2021・浦和レッズ)
・吉田達磨(2022・ヴァンフォーレ甲府)
・吉田孝行(2024・ヴィッセル神戸)
・黒田剛(2025・FC町田ゼルビア)
⇒⇒森保監督よりも上の年齢だと西野朗氏や長谷川健太氏の2回優勝が目立ちます。下の年齢では鬼木達氏の2回優勝が光りますが、吉田達磨氏、吉田孝行氏、黒田剛氏の1回優勝も捨てがたいところでしょうか?
(2)アジアカップ優勝監督
・1992年 オフト(Hans Ooft)
・2000年 トルシエ(Philippe Troussier)
・2004年 ジーコ(Zico)
・2011年 ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)
⇒⇒アジアカップ優勝監督はすべて外国人でした。
(3)ACL(AFCチャンピオンズリーグ)優勝監督
・2007年:浦和レッズ:オジェク(Holger Osieck)
・2008年:ガンバ大阪:西野朗
・2018年:鹿島アントラーズ:大岩剛
・2022年(決勝は2023年開催):浦和レッズ:スコルジャ(Maciej Skorża)
(4)総括
天皇杯に限れば、森保監督よりも実績が上回る(現役)日本人監督は数人いるようです。
国同士が争うアジアカップで日本が優勝した際の監督がすべて外国人だったというのは示唆的かもしれません。
ACL優勝監督は西野朗氏と大岩剛氏です。後者は代表監督候補として名前が挙がっていますので、就任すれば「(上記リストに名前の無い)森保監督よりもノックアウト戦に強い日本人代表監督」という特色が期待できるかもしれません。
それにしても、西野朗氏のノックアウト戦の強さは日本人では突出しています。ロシアワールドカップでは緊急の監督代行のような立場でしたが、今後の正式な監督就任の可能性はないのでしょうか?オリンピックではブラジルを破っていますし、、(マイアミの奇跡)。男前だし、、、。




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