
ニューアーク空港のタクシーの例。こちらから転載させて頂きました。

ニューアーク空港。ハドソン川の川向うに摩天楼が見えます。こちらから転載させて頂きました。
約三十年前に米国ニュージャージー州に1年間滞在させて頂いた際に見聞きしたこと、それに触れるシリーズの6回目です。
上記の1年間の滞在に先駆けて挨拶と下見を兼ねてニュージャージー州の研究所を訪ねたことがありました。
周囲に勧められて空港から研究所までタクシーで直接向かうことにしました。
ニューヨークの国際空港といえばマンハッタン島に近いJFK空港とニューアーク空港があります。
ニューアークはアメリカンフットボールのメドウランズスタジアム(当時はその隣の位置にあったジャイアンツスタジアム)と同様にニュージャージー州にあります。
マンハッタン島の西側に用のある人はニューアーク空港を利用します。
当時は成田空港からニューアークへの直行便がありました。私もニューアーク空港に到着し、入国手続きと税関を無事に通過しました。タクシーを待つ行列に並び、自分の順番のタクシーに乗りました。
運転手に行き先のホテルを告げると「OK」と返事があったので、夜景を楽しむことにしました。
ホテルまでは結構な距離があったので、その住所を印刷した紙も渡しました。念のためです。
翌朝の研究所訪問に備えるために、一刻も早くホテルに到着したいと考えていました。
途中、黒人のタクシードライバーとの会話が始まりました。「お客さんはどこから来た?自分は〇〇から来たばかりなんだ。」と。国名を言ってくれたのですが、残念ながら、覚えていません。「それはどこですか?」と聞くと「アフリカだよ」と返答。
その後、目的地に近づいた辺りで「ちょっと、お客さん」と困ったような声が前から聞こえてきました。「この辺は初めてなので、路肩に止まって地図を見てもいいか?」と続きました。
運転席で地図帳を広げて近辺のページを探しています。「えっ」と私。周囲は真っ暗です。それまでの会話で怪しい人ではないと判断でき、ほかに選択肢がないので「仕方がない」とあきらめ、長期戦を覚悟しました。
アフリカから来たばかりの運転手さん、ホテルが載っているページを見つけるのに苦戦していました。
見るに見かねて、「地図をちょっと見せてもらっていいですか?」と助け船を出しました。比較的簡単にホテルが見つかりました。
「このページのここにホテルがあるよ。この道は知っていますか?」と告げました。タクシードライバーは安堵している様子でした。
それから間もなくホテルに無事到着しました。よかった、よかった。
このシリーズはこちらに続きます(最新記事がアップされたらそちらが表示されます)。米国東海岸シリーズの次はこちらに飛びます。また、このシリーズの最初はこちらです。
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