abroad11: ロシアで見たもの 05 陶器店

インペリアルポーセリンの食器。こちらから転載させて頂きました。

このシリーズでは、私がサンクトペテルブルクの国際会議に出席した際に目にしたロシアのいくつかの事柄をご案内しています。

サンクトペテルブルクの名物は陶器らしいということが事前調査で分かっていたので、学会終了後の夕方に土産を買いに出かけました。
この頃になると、サンクトペテルブルクは安全な街だと考えていたので、多少遅くなってホテルに戻っても大丈夫だと判断しました。

インペリアルポーセリン(Imperial Poecelain)は、ロマノフ王朝時代の1744年に皇帝専属磁器工場としてサンクトペテルブルクに設立されたロシア最古の窯なのだそうで、300年近い伝統があるようです。それに狙いを定めました。

中心街の「この店なら大丈夫だろう」という陶器店に入りました。かなりおしゃれな作りの店だったので、外国人に慣れていると期待したのです。
ところが、ここで不思議な体験をしました。

店では服装のきちんとした妙齢の女性店員が一人で切り盛りしていました。
店内はとても清潔で商品はケース内に丁寧に陳列されていました。
東京でいえば、銀座の宝石店のような雰囲気でした。
いい店に入ったと思いました。その女性店員と目が合うと「英語でいいですか?」と聞いてみました。アドバイスが欲しかったのです。

ところが、その女性店員は両手で手を振りNGサインを送ってきました。
私の英語は通じていたようなので、英語を話せない、あるいは知らない振りをしなくてはならない事情があったように思えます。

学会の公用語は普通に英語でしたし、講演会場の係は英語で話しかけてきました。ホテルのフロントも英語でした。
でも、陶器店の女性店員は上記のような反応でした。

理解と把握が困難な状況に首をひねりながらも、客に対する接し方はしてもらえたので、皿を購入させてもらい、支払いも済ませてホテルに帰りました。陶器の包装はとても丁寧でした。

思い当たることがあるとすれば、ウクライナ情勢、、、でしょうか?
2014年以前ですが、、、。
それでも、私がCIAのエージェントに見えたとはとても思えないのですが……。

このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらが表示されます)。また、このシリーズの最初はこちらです。

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