dbme003: 大日山瞰川寺の石碑と御地蔵様(3)建設大臣石碑

建設大臣だった原田昇左右氏の石碑。

このシリーズでは大日山瞰川寺の境内にある石碑と御地蔵様をひとつひとつご案内してゆきます。

今回は原田昇左右氏(1923~2006年)の石碑です。境内の奥にあります。

原田昇左右氏は焼津市浜当目の出身で、官僚から衆議院議員となり、第1次海部内閣の建設大臣として初入閣し、衆議院予算委員長なども務めたそうです。

石碑の表面には次のように刻まれています。

衆智開天地

これは「多くの知恵を集めれば大きな成果を上げられる」という意味だそうで、儒教や道教の思想、あるいは中国の歴史書や哲学書にインスパイアされた言葉である可能性があるようです。

類似の概念は、例えば『荀子』や『淮南子』などの古典には「集団の知恵」や「協力」の重視に関連する「衆志成城」(多くの人の志が集まれば城も成る)など、集団の力を強調する言葉があり、「衆智開天地」に近いニュアンスを持つ可能性があるそうです。

石碑の裏面※も見てみたのですが、文字が読み取れませんでした。建立の経緯などが記されているはずなので、もうすこし頑張ってみたいと思います。
※)建立寄進者の名前が列挙されているようです。従って、より正確には「原田昇左右氏が揮毫した石碑」とすべきかもしれません。

このシリーズはこちらに続きます(最新記事がアップされたらそちらが表示されます)。また、本シリーズの初回はこちらです。

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