
「地元の人が枯れたことがないという『天王様の井戸』の底にも亀裂が入っていた」とのこと。こちらから転載させて頂きました。
本シリーズではリニアモーターカーの分析研究を進めています。
リニアモーターを利用する鉄道にも様々なものがある、、という観点を出発点としましたが、最近はリニア新幹線の様々な側面をより深く理解するための論考が主体となっています。
前回はリニア新幹線の南アルプストンネルで用いられる工法がかなり特殊なもので、ロックボルトがハリネズミ状に伸びるため、南アルプスの伏流水を保全している保水層を突き破る確率がけた違いに大きくなるのではないかとの懸念が浮上しました。
今回は、そもそも、リニア新幹線ではどんなトンネルが予定されていて、既報の諸問題がなぜ生じているのかを考えてみたいと思います。
GROKさん(3)に調べてもらった結果では南アルプストンネルが全区間で最長ということでしたが、どうやら、これは間違いであり、こちらによれば品川駅や名古屋駅の近くに最長トンネルがあることが判明しました。以下は、そのリストアップです。長い順です。
1)第1首都圏トンネル(東京都、神奈川県)36,924m (※)
地上に水や気泡が噴出しています。
2)第1中京圏トンネル(岐阜県、愛知県)34,210m
3)南アルプストンネル(山梨県、静岡県、長野県)25,019m
早川町ではトンネル工事で発生した土砂から六価クロムが検出されたようです。六価クロムの恐ろしさはこちらのアカデミー賞受賞映画で。
4)中央アルプストンネル(長野県、岐阜県)23,288m
5)伊那山地トンネル(長野県)15,300m
6)御坂笹子トンネル(山梨県)14,613m
7)日吉トンネル(岐阜県)14,532m (※※)
水枯れや地盤沈下が発生しています。
8)藤野トンネル(神奈川県、山梨県)10,449m
9)第4南巨摩トンネル(山梨県)8,627m
10)津久井トンネル(神奈川県)6,276m
11)長島トンネル(岐阜県)5,927m
残土から基準値を超える六価クロムが検出されたようです。
12)風越山トンネル(長野県)5,638m
13)駒場トンネル(岐阜県)4,683m
14)瀬戸トンネル(岐阜県)4,371m
15)第2首都圏トンネル(神奈川県)3,645m
※)第一首都圏トンネルでは南アルプストンネルとは異なる工法(シールド工法)が採用されているようですが、問題が発生しています。
※※)日吉トンネルでは南アルプストンネルと同じ工法(NATM:New Austrian Tunnelling Method(新オーストリアトンネル工法))が採用されているようです。ハリネズミトンネルですね。こちらによればトンネル工事先端(切羽)から1km離れた場所でも水枯れが発生しているようです。
このシリーズはこちらに続きます。また、このシリーズの初回はこちらです。
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