sc019: 魔の交差点の放置

高齢者の人身事故が多発している「魔の交差点」が放置されています。黄色の矢印が「魔のコース」です。東光寺谷川の橋から交差点までは30m程度です。
「隠された落とし穴」を自転車からの視線で撮影。草で覆われていてここに明渠があるとは視認できません。写真では、高齢者を救急車搬送した直後の撮影のため、転落跡が辛うじて認められます。
救急車搬送された高齢者の血痕。コンクリートの角に後頭部を打ち付けた後に、滴下したものと思われます。

市道の交差点。

筆者はこれを「魔の交差点」と呼びたい。

何故なら、高齢者の自転車事故が多発しているにも拘らず、放置されているからです。

筆者が目撃した例では、コンクリートの角に後頭部を打ち付けて救急車搬送、コンクリートの角に頭から突っ込んで眼鏡が全壊、などなどです。

事故の原因は以下の通り。

1)浅い明渠側溝の南端が草で覆われていて、いわゆる「(隠された)落とし穴」状態となっている。事情を知らない人の眼には「市道の路側帯に雑草が茂っているだけで、その上を通過できる」としか見えない。

2)別の理由のために、当該交差点の角のギリギリを通過しようとする。

上記(2)について補足説明をします。

東光寺谷川の土手は、住宅地から見るととても高い場所となっています。そこに掛かる橋を越えるためには、まずは坂道を登る必要があります。自転車でこの坂を上るのは60歳代の筆者でも少々しんどい感じです。

そして、橋に達すると一息。次はかなり急な下り坂です。自転車のスピードが自然と上がります。

ところが、当該交差点を右折しようとすると、次の恐怖感が待っています:「曲がり損ねると、とても深い明渠側溝に自転車ごと突っ込むことになる」。

この明渠側溝、実は転落死も招いています。路面から側溝底面までは2m以上あります。ここに落ちた場合、ただではすみません。死活問題です。

ただし、その危険性の目視はかのうです。

そこで、自転車に乗った高齢者はどう考えるか?

「ブレーキを掛けた上で、角のなるべく内側を回って右折しよう」ではないでしょうか?

ところが、そこには浅い側溝の(隠された)落とし穴が待っています。

そして、自転車の前輪が側溝に落ち込みます。

浅いとは言っても、路面からは数十センチはあります。自転車の前輪は直交する道路の路肩にまともに激突します。

相当な受け身の技術を発揮しないのであれば、側溝コンクリートの角が待ち受けています、頭に、顔に、、、。


不思議なのは、市道もその脇の浅い明渠側溝も「市の管理」だというのです。

にも拘らず、市が自ら危険対策を行わないという点です。

市の担当職員曰く「自治会を通して要望を出して欲しい」とのこと。

ですが、これは要望対象ではなく「緊急対応が必要な対象」であるはずです。

町内会長が要望書を出すようですが、市の感度が低すぎるように感じます。

管理者責任を問われたら必敗のはずです。

とまれ、対処されるまでの間に高齢者の自転車事故が起きないように願うのみです※。
※)筆者はささやかながら浅い明渠側溝南端の草刈りを毎朝行っています。高齢者が、子供たちが、ここに危険な地獄への入口があることを目視できることを願って。



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