
除草剤の土壌半減期と無害化期間の目安。
前回は、改訂した除草剤分類(とその一覧表)、およびそれぞれの除草剤の危険性をご案内しました。
結果、「散布してそのまま放置してよい除草剤は無い」と断言できることが分かりました。
ここで「そのまま放置してよい」とは「散布を知らない第三者の立ち入りを放置する」という意味です。
よって、「立ち入り禁止」表示や散布域をロープなどで囲うなどの善処が必要となります。家族や同僚など、「散布の注意喚起が容易」な対象者を除いてという前提の下で。
ChatGPTは以下を注意喚起しています。
》》》皮膚付着時の基本対応(共通)《《《
ア)直ちに大量の流水と石けんで15分以上洗浄
イ)汚染衣類は脱ぐ
ウ)刺激・発赤・痛みが続く場合は医療機関受診
エ)ビピリジリウム系は必ず受診
良心的な公園や寺社境内での使用については、最低24時間立入禁止、子どもが触れる場所は48時間確保とする自治体もあるようです。
なお、以上は「除草剤が乾燥したら除草剤は無害になる」という考え方に立脚した安全基準です。
果たしてこの考え方を妄信してよいのでしょうか?
ここで「土壌半減期」という概念を考えてみることにします。
土壌半減期とは土壌に浸み込んだ除草剤の毒性が半分となる期間です。
以下、ChatGPTに質問する形で調査を進めた結果です。
》》》》》ここから《《《《《
重要な点として、「除草剤が無害になるまでの期間」という明確な日数は存在しないそうです。
一般的に、農薬は「分解=即無害」ではなく、環境中濃度が安全基準以下になるまで低下するという考え方をするそうです。
⇒放射能の考え方と同じですな。
そのため通常は、土壌半減期(DT50)および光分解・微生物分解の速度で評価されるそうです。
以下は日本で一般的に知られている目安(土壌半減期)※です。
※)上掲の一覧表をご覧ください。
製剤・気象・土壌条件で大きく変動するそうです。
「無害」とみなせる目安も上掲の一覧表をご覧ください。
ただし、以下の「重要な点」が指摘されています。
1)人が触れて健康影響が出るのは主に散布直後
2)乾燥後の接触リスクは大幅に低下
3)土壌中に残っても「暴露経路」がなければリスクは低い
》》》》》ここまで《《《《《
さて、ここまでは、相変わらず、「除草剤が乾燥したら除草剤は無害になる」を基本としています。上記(1)(2)は正にそれを記述しています。
要注意は(3)です。
「土壌中に残っても『暴露経路』がある」場合は重要点から除外されています。
それはどんな危険な場合でしょうか?
次回に続きます。
》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。 このシリーズの初回はこちらです。
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