
世界最強の「法の支配」を誇るデンマークの最高裁判所(Copenhagen Court House)。こちらから転載させて頂きました。

日本の最高裁判所。こちらから転載させて頂きました。
昨今、法律を無視して我が道を押し進もうとする輩が日本でも様々な階層で増えている状況を嘆き、このシリーズを始めました。
短期的改善には法家、長期的安定には儒家思想、そして無法国家への入口が「ルールは守っても報われない」という認識、などなどが浮き彫りとなってきました。
そして、要点のひとつは「無法国家への転落を防ぐのが健全な司法」ということのようです。
そこで、以下の二点についてChatGPTに質問する形で調査を進めてみました。
・「司法が最後まで抵抗できる条件」
・「なぜ一部の国では司法が独裁を止められるのか」
》》》》》》》》》》ここから
1)司法が最後まで抵抗できる条件
歴史的に見ると、司法が独裁化を「止められる国」と「止められない国」の差は、だいたい次の構造で決まるそうです。
ア)任命権が政治から独立している
司法が強い国では:
・裁判官の任命が多元的(議会・独立委員会など)
・政権が単独でコントロールできない
これが崩れると司法が一気に政治に従属化するとのこと。
イ)任期・身分保障が強い
・終身制や強い身分保障
・恣意的な解任ができない
「クビにできない」ことが独立性の核心だそうです。
ウ)軍・警察が司法に従う構造
重要なのはここ:
・判決を出しても執行できなければ意味がない
司法の実効性は「暴力装置の従属」で決まるそうです。
エ)社会的正統性
・市民が裁判所の判断を信頼している
・メディア・議会が司法を支持する
独裁はここを最初に崩しに来るそうです。
オ)司法内部の結束
・裁判官が組織として独立意識を持つ
・政治圧力に対して集団で抵抗できる
カ)まとめ(抵抗できる条件)
司法が独裁に抵抗できるのは:
・任命権の分散
・身分保障
・執行機関の中立性
・社会的支持
・組織的結束
この5つが揃っている場合だそうです。
2)なぜ一部の国では司法が独裁を止められるのか
代表例:アメリカ合衆国
【特徴】
・最高裁判所が憲法解釈権を持つ
・大統領ですら裁判に従う
・判決に軍や行政が従う
例:大統領命令が違憲で停止される
⇒日本の場合はどうなっているのでしょうか?
上記がなぜ可能か(構造)
①権力分立が“物理的に分散”
・立法・行政・司法が別系統
②憲法が上位ルール
・すべての政治権力の上に憲法
・司法がその解釈権を持つ
③執行権の分離
・判決を実行するのは行政だが
・行政も司法判断に従う文化
④社会的コストが高い
・司法に逆らうと政治的正統性を失う
【重要なポイント」
司法が独裁を止めるのは「法が強いから」ではなく「他の権力が司法に従う構造だから」
司法が独裁を止められるかどうかは、「裁判所が強いか」ではなく「国家の権力構造が分散しているか」で決まる
《《《《《《《《《《ここまで
ちょっと背筋が寒く、、、。
ちなみに、「法の支配」指数というのがあるそうで、国別にランク付けされているそうです。末尾に付記しておきます。
なお、この指数に「検察や警察の任命権の独立性」は含まれていないそうです。大統領を裁判にかける韓国の指数が低めなのはそのためかもしれませんね。
次に続きます。
このシリーズの第一番目のポストはこちらです。同じく前回ポストはこちら、次回ポストはこちらです。
——
「法の支配」指数のランキング
順位 国 スコア
1 デンマーク 0.90
2 ノルウェー 0.89
3 フィンランド 0.87
4 スウェーデン 0.85
5 ドイツ 0.83
6 ニュージーランド 0.83
7 ルクセンブルク 0.83
8 オランダ 0.82
9 アイルランド 0.82
10 エストニア 0.82
11 オーストラリア 0.80
12 カナダ 0.79
13 オーストリア 0.79
14 日本 0.78
15 イギリス 0.78
16 ベルギー 約0.77
17 フランス 約0.76
18 シンガポール 約0.75
19 スペイン 約0.74
20 韓国 約0.74
コメントを残す