or022: 大井川の研究_22 水源の山々_3 荒川岳~聖岳

荒川岳から見た赤石岳。手前右の谷は椹島に続く奥西河内。稜線(大倉尾根)の左側は赤石沢。いずれも大井川の水に。こちらから転載させて頂きました。

赤石岳登山道(大倉尾根)から望む聖岳と兎岳(右側)。夏でも残る雪渓は赤石沢でこれも大井川の水に。こちらから転載させて頂きました。

今回紹介の山々(大きな〇印)。静岡県最北部の西側県境にあります。Google Earthを用いて作図しました。

このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。

前々回から大井川に水を注いでいる名山を経巡っています。前回は塩見岳から荒川岳まで到達しましたが、今回は荒川岳から赤石岳を経て聖岳までを俯瞰します。静岡県と長野県の県境を辿ります。


》》16)小赤石岳(3081m)
》荒川岳前岳からの小赤石岳に至る少し下った登山路の途中に荒川小屋があります。カレーが美味しかった記憶があります。

》》17)赤石岳(3120m)
》大倉財閥の大倉喜八郎が、88歳の時に「自分の所有地の一番高いところに登りたい」と、約200人の人足を引き連れ、駕籠に担がれて、大名登山のごとく赤石岳に登頂したそうです。大倉喜八郎の生誕は1837年10月ですので赤石岳登頂は1925年か1926年のことになります。大正末期か昭和初期です。
》赤い石の多い赤石沢の「山」ということで赤石岳と名が付いたようです。赤い石の正体は海中プランクトンである放散虫(ラジオラリア)が固まった岩石(堆積岩ことチャート)だそうです。
》氷河で浸食された地形であるカールも見られるようですが、日本最南端とのこと。
》山頂近くには赤石岳避難小屋があります。登山口から1日で直登したところこちらでバッヂを頂きました。標高差2000mでした。
》椹島(さわらじま)からの登山路の途中に赤石小屋があります。

》》18)大沢岳(2820m)
》赤石岳との間に百閒洞野営地があり、そこから登山路を少し下ったところに百閒洞山の家があります。

》》19)中盛丸山(なかもりまるやま:2807m)

》》20)兎岳(うさぎだけ:2818m)
》聖岳(ひじりだけ)に向かう登山路の途中に兎岳避難小屋があります。

》》21)聖岳(3013m)
》主峰の聖岳(前聖岳と表記される場合も)の他に、東側約500 m に奥聖岳(2982m)、南側約800mの地点に小聖岳(2662m)が山系を構成しています。
》小聖岳のさらに南方約1kmに聖平小屋があります。聖平小屋のトイレは水洗です。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。「水源の山々」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム
・「本流の変遷」 
・「
・「大井川鐵道の歴史」  

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