or047: 大井川の研究_47 沢と滝_19 車屋沢・下木賊沢・田代沢・明神谷の滝

車屋沢の大滝のひとつ。こちらから転載させて頂きました。

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車屋沢の白絹の滝。湧水から流れ落ちているようです。こちらから転載させて頂きました。

下木賊沢右俣の2段16m滝。こちらから転載させて頂きました。

下木賊沢右俣の湧水。こちらから転載させて頂きました。

下木賊沢中俣の4段30m滝。こちらから転載させて頂きました。

上掲の滝の位置(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。

田代沢の2段40m滝。こちらから転載させて頂きました。

明神谷の大釜。こちらから転載させて頂きました。

上掲の滝(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。

このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。

前回は、大井川右岸の胡桃沢と藤島沢を俯瞰しました。

今回は、大井川左岸の車屋沢と下木賊沢、および大井川右岸の田代沢と明神谷を見てゆきます。


車屋沢は、千枚岳から大井川本流に注ぐ上千枚沢の対面にあります。長さ1.3㎞で標高差500mを流れ落ちます。平均斜度は21度です。

一般に沢の名前に「車屋」がつく場合、古くは水車(車)を利用した産業(製材や臼の挽き落としなど)があった場所か、あるいは「車屋」という屋号の人が住んでいた、または所有していた土地であることが多いようです。

残念ながら、大井川の車屋沢に関する確実な民俗資料は見つかっていないようです。

下木賊(とくさ)沢は車屋沢から少し下流に下ったところで大井川本流と合流します。途中で左俣、中俣、右俣に分岐しています。右俣は長さ2kmで標高差800m、平均斜度は22度です。

地名の「木賊」は、トクサ科の植物トクサに由来するという説が一般的とのことです。この地域に昔から木賊が自生していた、あるいは木賊が群生する場所であったようです。

また、「木賊」地区には、かつて大倉喜八郎氏が事業を始めた頃(明治20年代)に林業の拠点(会所)があったという歴史もあるようです。


車屋沢と下木賊沢、いずれも東俣林道に橋梁があり、それぞれ、車屋沢橋と木賊橋という名前です。沢の入口まではアクセスが容易です。


田代沢は大井川右岸から畑薙湖に注いでいます。一般車両を規制する沼平ゲートよりも手前なので沢の入口まで自家用車でのアクセスが可能です。

田代はこの地域の地名ですので、それを代表する沢と位置付けられると思われます。

田代沢から尾根ひとつ越えた南側が明神谷です。

両者の中間に赤石温泉(白樺荘)と畑薙第二ダムがあります。
⇒筆者は下山後に赤石温泉で垢を流した経験があります(笑)。

双方ともに県道60号南アルプス公園線からのアクセスが可能です。

また、少し下流の県道60号線沿いには無名滝、日影枯井沢橋の滝、湯澤橋の滝などもある旨、GoogleMapには掲載されています。


繰り返しになりますが、大井川のこの素晴らしい自然はかけがえのないもので宝物以外の何物でもないと感じ入っています。

毎度のことながら、これらの清廉な水を島田市の水道水の一部として毎日頂いていると考えると、とても感慨深いものがあります。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。 「沢と滝」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム
・「本流の変遷」 
・「
・「大井川鐵道の歴史
・「水源の山々」   

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