or049: 大井川の研究_49 沢と滝_21 大雪渓沢・小雪渓沢・シシボネ沢の滝

大雪渓沢大滝27m。こちらから転載させて頂きました。

大雪渓沢の斜瀑。多段20m。」こちらから転載させて頂きました。

シシボネ沢出合の上流側にある大ゴルジェ(峡谷)。こちらから転載させて頂きました。

シシボネ沢遠景。赤石沢から振り返り。カスケード滝のごとし?こちらから転載させて頂きました。

小雪渓沢の12m滝。上流からの大岩が滝口に挟まっています。こちらから転載させて頂きました。

上掲の滝の位置(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。

このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。

前回は、大井川右岸を流れる赤石沢川に注ぐ南沢、さらに南沢に注ぐクズレ沢と裏赤石沢を俯瞰しました。

今回は、同じく南沢に注ぐ大雪渓沢と小雪渓沢とシシボネ沢を見てゆきます。


いずれも聖岳(前聖岳3013m、奥聖岳2982m)から白蓬の頭2633mに続く尾根からの水を南沢の右岸へと注ぐ沢です。

大雪渓沢は夏でも雪渓が残ることで有名です。

赤石岳から聖岳の写真を撮影すると白い筋が現れるのはこの沢です。

長さ1.3kmに対して標高差650mで平均斜度は27度の急傾斜です。

地図に依ってはこの沢を誤って「獅子骨沢(後出)」としたりしています。

小雪渓沢は大雪渓沢の一つ東側の沢です。

長さ約1kmに対して標高差770mの急こう配。平均斜度は驚異的な38度。スキーのジャンプ台よりも急角度です。

聖岳の写真を見ても二次微分がマイナスではないかと感じさせる角度で落ち込んでいます。

シシボネ沢は先述のように「獅子骨」と書く沢です。

小雪渓沢の一つ東側の沢で長さ1.2kmに対して標高差830mで平均斜度は35度。こちらも急こう配です。

南アルプスにライオンはいなかったはずなので、、(笑)。

「シシ」は古語でイノシシやシカなどの野生動物を指すそうで、そうした動物の骨が落ちているような、あるいは動物の骨のような鋭い岩が露出した地形であったことから名づけられたようです。

上掲の写真でもその雰囲気は十分に感ぜられます。


繰り返しになりますが、大井川のこの素晴らしい自然はかけがえのないもので宝物以外の何物でもないと感じ入っています。

毎度のことながら、これらの清廉な水を島田市の水道水の一部として毎日頂いていると考えると、とても感慨深いものがあります。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。 「沢と滝」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム
・「本流の変遷」 
・「
・「大井川鐵道の歴史
・「水源の山々」  

コメント / Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です