
上四郎作沢の連瀑帯。こちらから転載させて頂きました。

上四郎作沢の滝。こちらから転載させて頂きました。

下四郎作沢の7m滝。こちらから転載させて頂きました。

柾小屋(まさこや)沢の7m滝。こちらから転載させて頂きました。

上掲の滝の位置(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。
このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。
前回は、赤石沢川の上流の南沢に注ぐ大雪渓沢と小雪渓沢とシシボネ沢を俯瞰しました。
今回は、大井川上流の西俣に注ぐ上四郎作沢・下四郎作沢・柾小屋沢を見てゆきます。
大井川は二軒小屋の少し上流で東俣と西俣に分かれます。
その西俣は、荒川岳(前岳(まえだけ:3068m)、中岳(なかだけ:3084m)、悪沢岳(あくさわだけ:3141m)、丸山(3032m)、千枚岳(2880m))の北側を北西に流れ、右岸にはこれらの高山からの水が流れ込みます。
対して、西俣の左岸に注ぐのが今回の上四郎作沢・下四郎作沢・柾小屋沢です。
上四郎作沢は蝙蝠岳2865mからの水を西俣に注いでいます。
一般に、山林や沢の近くにある地名で「〇〇作(さく)」と付く場合、過去にその場所を開墾したり耕作したりした人物の名前(この場合は四郎)に由来することが一般的なのだそうです。
長さ1.3kmに対して標高差580m。平均斜度24度の急傾斜です。
下四郎作沢は上四郎作沢が二俣に分岐した東南隣りの沢です。
長さ0.6kmと短く、標高差は230m。平均斜度は21度です。
柾小屋(まさこや)沢は西俣をさらに東南に下った地点に注ぐ沢です。蝙蝠岳から徳右衛門岳2599mに連なる尾根からの水を西俣に注いでいます。
名前の由来は周辺に「柾(マサ・マサキ)」と呼ばれる木材やその木材で作った「小屋」があったことに由来すると考えられているそうです。
長さ1.5kmに対して標高差720mで、平均斜度は26度です。
これらも、やっぱり、滝の宝庫のようです。
繰り返しになりますが、大井川のこの素晴らしい自然はかけがえのないもので宝物以外の何物でもないと感じ入っています。
毎度のことながら、これらの清廉な水を島田市の水道水の一部として毎日頂いていると考えると、とても感慨深いものがあります。
》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。 「沢と滝」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム」
・「本流の変遷」
・「橋」
・「大井川鐵道の歴史」
・「水源の山々」
コメントを残す