sc021: 大型の鹿が島田市の住宅地に出現

専門家が南アルプスの山中で撮影した二ホンジカ。筆者が家庭菜園で目と目が合った鹿はこんな感じでしたが、目線はもう少し険しいものでした(笑)。こちらから転載させて頂きました。

島田市岸町の野鳥たち」という連載を続けさせて頂いています。

拙宅の庭や家庭菜園を実施している畑、その畑が接している東光寺谷川などに訪れる野鳥を撮影しては種類を調査、ブログとしてご案内するシリーズです。

ですが、今回、家庭菜園を実施している畑に大型の鹿が現れました。

びっくりしました。


筆者が野菜の世話をしようとして、畑の入り口(西南の隅)に設置されている小屋の角を曲がりナス畝に向かって足を踏み入れようとした瞬間、そこから十数m離れた畑の反対側(西北の隅)にある木陰で物音がしました。東光寺谷川沿いの茂みでした。

「近所の中学生か?」という考えが頭を過りました。東光寺谷川の魚を釣りにその辺りをよく訪れていた中学生がいたからです。

ところが、猛烈なダッシュをした動物が東方に走り去りました。東光寺谷川沿いの藪の合間を縫って。

生まれて以来、このような速度で地上をダッシュで移動する動物を目撃したことがありませんでした。

競走馬は速そうですが、疾駆する実物を肉眼で見たことはありませんし、ダッシュは苦手かもしれません。

ウセイン・ボルトは100mを10秒以下で走り切ったそうですが、その動物は40mを1~2秒くらいで移動しました。

畑の東端まで移動してみると、その先20mからこちらの様子を窺っている大型の鹿の姿がありました。隣の畑の果樹や野菜の合間で目と目が合った瞬間でした。

その時の鹿の印象は上掲の写真のようでした。

写真の鹿の目は優しい印象ですが、筆者と対峙した鹿の目は警戒心であふれていたように思います。


実は、昨年から筆者の家庭菜園で、黒マルチを破った偶蹄類の足跡が残っていました。二本のひづめでした。

イノシシか?とも考えていましたが、親戚の農家の話では「イノシシの場合にはそんな程度の被害で済むことない」とのことでした。

今回、それ、すなわち偶蹄の持ち主が鹿であることが判明しました。今年も偶蹄類の足跡が黒マルチを破っていましたが、その大きさは昨年の比ではなく、大型化していました。


筆者は、米国で生活をしている際、高速道路に大型の鹿の死体が横たわっている場面を何度か目撃したことがあります。

そうです。鹿は交通事故を起こすのです。

二ホンジカの場合、体重が90kgに達することもあるようなので、自動車と正面衝突すると、人間の方にも大きな被害が生ずることもありそうです。

あるいは、危険を感じて我を失った鹿が人間の子供に衝突することもあり得ます。その時の衝撃は、ラグビー選手のタックルよりもはるかに大きいのではないでしょうか?何せ、秒速20m以上です。


筆者の畑は、おおむねのところで、住宅やアパートに囲まれています。住宅街です。JRの駅まで徒歩10分圏です。

散在する水田も残っていますが、「鹿が出現する」という予想が立てにくい場所です。


家庭菜園の野菜の被害※への対策は、むろん、菜園持ち主の守備範囲です。が、交通事故や子供への体当たりは社会問題となりえます。
※)幸いなことに、現時点の被害は黒マルチの穴程度です。むしろ、ハクビシンにトウモロコシを食べられた方が、、、。

市役所に通報したのですが、「鹿は山にいるもの」「農家に被害をもたらすもの」という固定観念が強すぎるのか、「住宅地に出現」の事実を把握しその影響を勘案しようとする姿勢が感ぜられませんでした。

善処を期待したいところです。

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