
昨今、法律を無視して我が道を押し進もうとする輩が日本でも様々な階層で増えている状況を嘆き、このシリーズを始めました。
無法者が組織(政府や会社など)のトップになってしまい、順法精神を欠く独裁を始めると、その組織にも場合によってはひどい結末が待っていることがことが前回調査の結果として判明しました。
制度改革の有無に依るのですが、それが無い場合には「無法が出世の近道である」という学習が組織全体に広がるようです。
要は個人の問題で済まないということのようです。
さて、今回は視点を少し変えて、無法者の資質について考えてみたいと思います。
「資質」とは人が生まれつき備えている性質や才能・素質のことで、学問や仕事において能力を開花させるための「ベース(土台)」となるものを指し、後天的な学習や経験によってさらに磨き上げることができるとされます。
上記説明の対象は「良い方の資質」ですが、無法者に対しても適用できそうです。「学問や仕事において能力を」を「無法者としての能力を」と置き換えれば不自然には感じません。
とすれば、無法者の資質を矯正したり、それを磨く後天的な学習や経験の機会を減らしたりすることが無法者がトップに上り詰めてしまう確率を減ずることが可能だろう、、、という(甘い)期待を抱いてしまいます(笑)。
とまれ、無法者の資質とは何かを把握することに意義があると考え、例によってChatGPTに質問する形で考察を進めました。
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まず前提として、「最初から無法者であり、その後に国家や大規模組織の頂点に立った人物」はそれほど多くないそうです。
⇒⇒多くの国や組織が「最初から無法者」という人物をエリートコースから除外する仕組みを備えているということかもしれません。
多くの独裁者や腐敗した指導者は、もともとは合法的な政治家・軍人・官僚であり、権力を得た後に無法化しているとのこと。
ここでは、そのような人物たちを除外してもらいました。例が多すぎるためです(笑)。
その上で、歴史上の例をみると、いくつかの共通傾向はあるそうです。ただし、「共通の性格」や「共通の生い立ち」と言える要因が確実にあるとまでは言えないとのこと。
今回は「○○しやすい」とやや甘い定義としました。
1)共通しやすい生い立ち
多くの例に見られるのは、社会秩序が弱い環境で実力主義を身につけたことだそうです。
例えば、
・海賊の頭目が植民地行政の実力者になる。
・匪賊(武装集団)の首領が軍閥や地方政権の長になる。
・マフィアの首領が地方政治や企業を実質支配する。
このような人物は、法が十分に機能していない地域で、武力・資金・人脈を使って勢力を築くようです。
すなわち、幼少期そのものよりも、「法より実力が物を言う環境」※で成功体験を積んだことが共通点として目立つようです。
※)筆者はある種のエリート教育環境もこれに類するのではないかと考えています。
2)共通しやすい性格
歴史学や心理学の研究では、次のような傾向がしばしば指摘されるそうです。
・リスクを取ることを恐れない。
・決断が非常に速い。
・規範より結果を重視する。
・対人関係では強いカリスマ性を示すことがある。
・状況に応じて柔軟に味方や敵を変える。
一方で、冷酷さや暴力性は共通していても、その程度や表れ方には大きな個人差があるそうです。
3)国家や会社で頂点に立つために必要な要素
「無法者」であるだけでは長く組織を維持できないのは自明でしょうか?
国家や大企業のような大規模組織を率いるには、
・有能な部下を見つける力
・利益を配分して協力者を維持する力
・必要に応じて妥協する力
・行政や財務を任せられる人材を登用する力
が欠かせないため、歴史上で成功した無法者には、「暴力だけではなく組織運営能力が高い」という特徴もよく見られるそうです。
4)生い立ちとの関係
「貧しい家庭の出身だから無法者になる」「虐待を受けたから権力者になる」といった単純な法則は確認されていないようです。
実際には、
・貧困出身でも法を重んじる指導者は数多くいる。
・裕福な家庭出身でも犯罪組織の首領になる人もいる。
生い立ちだけで説明することはできないとすべきだそうです。
5)まとめ
現在の歴史学や心理学の知見では、「国家や会社のトップに上り詰めた無法者」に共通する絶対的な人格や生い立ちは見いだされていないそうです。
ですが、比較的共通して見られるのは、
・法秩序の弱い環境で勢力を築いた経験
・高いリスク許容性
・強い自己効力感や主導性
・人を引きつけるカリスマ性と組織化能力
・必要に応じて規範より目的達成を優先する傾向
といった特徴だそうです。
ところが、これらの特徴自体は合法的で優れた経営者や軍人、政治家にも見られることがあるそうです。
違いは、その能力を法や制度の枠内で用いるか、それとも枠を越えて用いるかにあります。
その意味では、「無法者を生む性格」があるというよりも、その能力が置かれた環境や制度、本人の選択によってどのように発揮されるかが、歴史上の結果を大きく左右していると考えられています。
⇒⇒環境や制度はともかく、「本人の選択」は資質に係ると思われますが、、。
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次に続きます。
このシリーズの第一番目のポストはこちらです。同じく前回ポストはこちら、次回ポストはこちらです。
すみません。不謹慎にも、思わず吹き出してしまいました。あまりにも、、、だからです。
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