hbc03: 除草剤の研究(3) 除草剤の分類

除草剤の分類を一覧表としました。

筆者は家庭菜園で野菜や果実を育てていますが、決して上手(Green thumb)ではありません。

しかしながら、毎日のように収穫して食宅に乗せるので、無農薬を通しています※。除草剤も使っていません。
※)直前の農薬付着を避けるためです。

よって、除草剤のことを勉強する気になれず、これまで詳しく知りませんでした。

そこで、今回は意を決しました。


例によって、ChatGPTに質問する形で調査を進めました。

除草剤は「どのように効くか(作用機序)」と「どの植物に効くか」で大きく分類できるそうです。

以下は、代表的な種類と雑草を枯らす仕組みを整理したものです。

1)茎葉処理型(葉や茎から吸収されるタイプ)

1a)非選択性(ほとんどの植物を枯らす)の除草剤

1a-ア)グリホサート系
》機能:植物の「シキミ酸経路(芳香族アミノ酸の合成)」を阻害し、タンパク質の生成を阻害し枯死させる。
》特徴:土壌中で分解されやすく、主に葉から吸収させる。

1a-イ)ジクワット/パラコート系
》機能:光合成の電子伝達系を阻害し、活性酸素を大量発生させて細胞を急速に破壊。
》特徴:接触部位を短時間で枯らす(非移行性※)。
※)接触する相手(樹脂、金属、塗装面など)に色移りや癒着を起こしにくい性質。

1b)選択性(特定の植物群だけに効く)のある除草剤

1b-ア)フェノキシ系
》機能:植物ホルモン(オーキシン)を過剰に作用させ、異常成長を引き起こして枯らす。
》特徴:広葉雑草に効きやすく、イネ科作物には比較的安全。

1b-イ)スルホニルウレア系
》機能:分岐鎖アミノ酸※の合成酵素(ALS※※)を阻害。
※)分岐鎖アミノ酸(BCAA:バリン、ロイシン、イソロイシン)の合成は主に植物や微生物で行われ、中間代謝物から最終段階のアミノ基転移まで複数の酵素が関与するそうです。
※※)共通の酵素としてアセト乳酸シンターゼ(ALS)は重要とのこと。
》特徴:少量で強力。水田用などに多い。

2)土壌処理型(発芽前に土壌へ散布)

2-ア)トリアジン系
》機能:光合成(光化学系II※)を阻害。
※)植物、藻類、シアノバクテリアのチラコイド膜に存在するタンパク質複合体で、光合成の最初の段階で光エネルギーを使って水を分解し、電子と酸素、プロトン(イオン化水素)を生成する。水を分解する強い酸化力を持ち、そこで生じた電子は光化学系Iへと伝達される。
》特徴:発芽直後の雑草を抑制。

2-イ)ジニトロアニリン系
》機能:細胞分裂(微小管形成)を阻害し、根の伸長を止める。


六種類に大別されるようです。予想していた以上に多種類ですね。

次回はそれぞれの主要用途と毒性について追記します。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。 このシリーズの初回はこちらです。

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