


金曜日の午前8時から放送された日本対スウェーデンの試合をNHKで視聴しました。
予想にたがわず「かなり難しい」試合となりました。
日本が所属するFグループを何位で勝ち抜くか、ノックアウトステージでの位置付けと試合日程など複雑な要素が絡み合った試合でした。
結局、1対1の引き分けに終わり、日本はFグループ2位となり、29日にヒューストンでブラジルと対戦することになりました。
サッカー王国ブラジルを避けるためにはFグループ1位が必要なことはわかっていました。
そのためにはスウェーデンに大差で勝利する必要がありました。
攻め急ぐと逆襲で相手に得点を許す展開は十分に考えられます。欧州トップリーグのイングランドプレミアリーグで有力FWとされる選手をそろえるスウェーデンの怖さはそこにありました。
スウェーデンに負けるとノックアウトステージで、もしかすると、ブラジルよりも強いチームに当たってしまうかもしれない危険性がありました。
従って、スウェーデンを上回る2位の地位を確保し、ブラジルに挑戦するという結果は「悪くない」という選択肢だったのではないでしょうか?
ワールドカップ優勝を目標に掲げる日本代表です。であれば、その目標に到達するには「ブラジルを破ってこそ」のはずです。
果敢に挑戦してほしいところです。
ですが、「優勝を狙うチームならスウェーデンに勝つ力量があったはず」は冷静な実力評価ではないでしょうか?
アルゼンチン、ブラジル、イングランド、フランス、ドイツ(?)ならば、、と考えれば得心されるはずです。
日本はそこまでの強豪になってはいないというべきでしょう。
スウェーデンのポッター監督はプレミアリーグで実績を残した監督です。その巧妙なチーム戦術を日本代表は乗り越えられなかったと見ています。
残念ながら、チーム戦術の臨機応変については彼我の差を感じられずにはいられませんでした。
ただし、日本代表はノックアウトステージ初戦も踏まえてのスウェーデン戦であったことは間違いなく、そこは勘案すべきでしょう。
次のブラジル戦、監督を始めとするスタッフの真の評価が表出するはずです。それを見守ることとしましょう。
他方、開催国の一つであるメキシコはグループステージ3連勝を飾りました。
グループステージ最終戦では歴戦の勇士であるGKオチョア選手が出場し、試合後の胴上げが見られました。
これを見て「日本の習慣がここまで広まったか、、」と感慨にふけった筆者でした。
1980年代に出版された「サッカー人間学―マンウォッチングⅡ※」で当時仕入れた知識では、サッカーの記念碑的場面で「胴上げ」をするのは世界的には珍しい行動であり、日本ともう一か国(記憶があいまいですが、東欧のチェコスロバキアだったと思われます)にしかそのような習慣が無いとのことでした。
※)原著者:デズモンド・モリス、訳者:白井尚之、出版社:小学館、出版:1983年2月
ところが、1990年代から徐々に欧州のサッカー場面で取り入れられ始めました。スペインが胴上げを行った場面では感銘を受けました。
もしかすると、漫画のキャプテン翼の影響かもしれませんし、華々しく始まった日本のJリーグを経験した外国人選手が胴上げを広めたのかもしれません。
今回、オコチャ選手を胴上げするメキシコ代表チームの選手たち(の全てではありませんでしたが)に胴上げに慣れているようでした。
今回のワールドカップでは日本代表応援団が30年前に始めたスタジアム清掃や日本代表がロシア大会で評判をとったロッカールームの片付けを模倣してくれる国が現れています。
それらも「日本発の世界への影響」として誇らしいのですが、胴上げにも注目して頂けないかと考えた次第です。
さて、苦戦が続くアジアの仲間たちですが、オーストラリアは2位通過を決めたようです。一方で、カタールとイラクは4位敗退、サウジアラビアは最終戦に勝てばという状況で引き分けてこちらも4位敗退。イランと韓国は3位チームの6位と8位で、グループステージ最終日の結果待ちという状況です。8位までがノックアウトステージに進めます。




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