wb014: 島田市岸町の野鳥たち_14_ ハクセキレイとキセキレイ

東光寺谷川の河床コンクリートの上のハクセキレイ(以下、筆者撮影)。白黒写真ではありません(笑)。

水面を眺めています。

堰の上に移動したハクセキレイ。

こちらはキセキレイ。東光寺谷川の石垣にとまっていました。

拙宅近辺でかつて撮影してインスタグラムにポストした鳥たちについて調査を追加した結果をご案内しています。

前回は「ムクドリ」でした。

今回はハクセキレイです。

近所で非常によく見かける鳥で、路上や駐車場でお目に掛ることが多々あります。

ここでは、東光寺谷川の河床のコンクリートの上で見かけたものをご案内します。

以下、例によってChatGPTに質問する形で調査を進めました。

1)ハクセキレイ(白鶺鴒)の基本情報
・学名:Motacilla alba
⇒Motacilla(モタキラ)はラテン語motare(動かす・揺らす)+指小辞で「小さく動くもの」「尾を振る鳥」という意味であり、セキレイ特有の尾を上下に振る行動を指しているそうです。alba(アルバ)はラテン語で「白い」という意味だそうです。全体で「尾を振る白い鳥」という意味になるとのこと。
・英名:White Wagtail
⇒White=白い、Wagtail=尾を振る鳥(wag(振る)+tail(尾))で学名と同じ意味のようです。
・全長:約21cm(ムクドリくらい)
⇒ムクドリよりも小柄という印象ですが、、。
・分類:スズメ目セキレイ科

2)外観・形態
・細長い体と長い尾が特徴(常に上下に振る)
・色は白・黒・灰色のモノトーン
・顔は白く、目を横切る黒い線(過眼線)がある
・背中は灰色~黒、尾は黒っぽい
・雌雄差は小さいが、オスの方が黒色部分がやや広い
⇒上掲の写真、間違いなくハクセキレイのようです。

3)生態(生活・行動)
・地上をトコトコ歩く(跳ねない)
・歩きながら尾を上下に振る独特の動き
・ 鳴き声:「チュピチュピ」「チチチ」など
ア)生息環境
・河川・湖沼・海岸・農地・市街地や駅構内まで
・人間の近くでも普通に見られる(かなり順応性が高い)
イ)食性
・主に昆虫や小動物(水辺の生き物も含む)
⇒河床にいる理由がここにありますね。

4)生殖(繁殖)
・日本では主に春~夏に繁殖
・建物の隙間・橋の下・地面のくぼみなどに巣を作る
・1回に数個の卵を産む(一般に4〜6個程度)
・人工構造物もよく利用する=都市適応型

5)分布
・ユーラシア大陸~北アフリカに広く分布
・日本ではほぼ全国に生息(留鳥または漂鳥)
・近年は都市部にも進出して増加傾向

さて、上掲最後の写真はどうやらキセキレイのようです。

①外観の違い
・ハクセキレイ:白黒中心
・キセキレイ:腹が鮮やかな黄色

②体の色パターン
・ハクセキレイ:白・黒・灰
・キセキレイ:背中が灰色+腹が黄色+白い眉線

③生息場所の違い
・ハクセキレイ:都市・駐車場・駅・住宅地などにも普通に出る
・キセキレイ:渓流や川沿い中心(水辺依存が強い)

④性格・行動
・ハクセキレイ:人に比較的慣れている
・キセキレイ:やや警戒心が強い

筆者居住地は「ここから渓流」という場所に近いので、キセキレイが訪れたのかもしれません。

ちなみに、キセキレイの学名と英名は以下の通り。

・学名:Motacilla cinerea
⇒Motacillaはハクセキレイと同じ(尾を振る鳥)、cinerea(キネレア)はラテン語 cinis(灰)に由来、全体では「灰色の尾振り鳥」
・英名:Grey Wagtail
⇒Grey=灰色、Wagtail=尾を振る鳥、「灰色の尾振り鳥」

日本語では腹の黄色から名づけ、学名と英名は背中の灰色に着目ということのようです。

さて、「鶺鴒(せきれい)」という漢字と、日本神話の関係はとても面白く、言葉・文化・生態観察が結びついた好例だそうです。

まず漢字そのものは中国由来で、特別に日本神話から作られたわけではないそうです。鶺(セキ)/鴒(レイ)はいずれもセキレイ類を指す漢字
であり、中国でも「尾をよく動かす小鳥」として知られていたそうです。

セキレイが特別な意味を持つのは、古事記 に登場するからなのだそうです。

イザナギとイザナミが国づくりを命じられたところ、男女の交わり方が分からなかったとさるそうです。

そのときセキレイが尾を上下に振りながら交尾する様子を見てそれを真似て夫婦の営みを知ったとのこと。

そのためセキレイは古くから縁結び、子孫繁栄、性の象徴(やや民俗的意味で)といった意味合いを持つそうです。
⇒昔の人が古事記の内容を知っていたのかどうか、少し疑問ですが、、。

「恋教え鳥(こいおしえどり)」という別名がセキレイにはあるそうです。

セキレイは日本文化の中で和歌や俳句の題材、縁起の良い鳥、神話的象徴として扱われてきたそうです。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。 このシリーズの初回はこちらです。

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