
ウメの木にとまり花を伺うメジロ(以下筆者撮影)。動きが速いため(ご参考)、精一杯のズーム撮影。

ウメの花の蜜を味わうメジロ。

アクロバティックな姿勢。

つがいで訪れます。サッシの窓ガラスを介しての撮影のためイメージ品質は良くありません。
拙宅近辺でかつて撮影してインスタグラムにポストした鳥たちについて調査を追加した結果をご案内しています(今回は最近の撮影結果です)。
前回は大陸から飛来したジョウビタキをご案内しました。
今回はメジロです。
庭のウメの花の蜜を吸いに来ます。大概は早朝につがいでやってきます。
メジロは静岡県中部でもよく見られる小鳥で、庭木や公園、山林まで幅広く生息するそうです。
名前の通り目の周りの白い輪が特徴とのこと。
上掲写真の鳥は間違いなくメジロと思われます。
以下は、メジロに関する情報です。
【学名(scientific name)】
Zosterops japonicus:「日本の白い目の帯をもつ鳥」という意味だそうです。
属名のZosteropsはギリシャ語のzoster(帯)とops(目)から成るそうで、「目の周りの帯」を指す言葉とのこと。
種小名はjaponicusで「日本の」という意味だそうです。
英名はJapanese White-eyeで、メジロの直訳のようです。
【分類】
スズメ目(Passeriformes)・メジロ科・メジロ属・Zosterops japonicus種
メジロ属には世界で80種以上*知られているそうで、特に島で急速に進化・分化する鳥のグループとして有名とのこと。
1)形態(見た目)
》全長:約11~12cm、翼開長:約16~18cm、体重:7~12gほど
》体色:背は黄緑~オリーブグリーン、 喉から胸い掛けては黄色、腹はやや白っぽく、目の周りに白いリング(アイリング)。
》くちばし:細く少し湾曲していて花の蜜や小昆虫を食べるのに適応している
》雌雄はほぼ同色で、外見だけでは区別が難しいとのこと。
2)生態(生活環境)
》森林性の小鳥ですが、かなり都市適応しているそうです。
》主な生息環境としては常緑広葉樹林、里山、神社林、庭園や公園、果樹園など。
》静岡中部では特に梅・椿・桜・柑橘のある庭や照葉樹林の残る丘陵でよく見られるそうです。
3)分布
》主に東アジアに分布するとのこと。
》自然分布地域としては日本列島(ほぼ全国)、朝鮮半島南部、中国東部、台湾、フィリピン北部が挙げられるようです。
》日本では留鳥または漂鳥(地域内で季節移動するが長距離渡りは少ない)とされ、静岡県では一年中観察可能とのこと。
4)食性
》雑食ですが、花蜜食傾向が強いそうです。
⇒筆者が目撃するのは常に花蜜を吸いに来る場面。
》主な食物としては、花の蜜(梅・椿・桜など)、小昆虫、クモ、果実(柿や柑橘など)が挙げられるようです。
》花の蜜を吸う際に花粉を運ぶため、受粉に貢献する鳥でもあるそうです。
5)習性
《群れ》
》繁殖期:つがい
》非繁殖期:小群(5~20羽程度)
⇒小群のメジロは見たことがありません。
《行動》
》枝先を素早く移動
》逆さ姿勢で採餌
⇒上掲の写真でもこの姿勢。
》よく鳴きながら群れで移動
⇒一度遭遇してみたいものです。
《鳴き声》
》代表的な地鳴きは「チー、チー」
》さえずりは「チュルチュルチュル…」
6)繁殖
《繁殖期》
》4~7月
《巣》
》細い枝の股に椀型の巣
⇒東京に住んでいた頃、庭の藪に営巣していたことがありました。
《材料》
》クモの糸、コケ、植物繊維
《卵》
》3~5個で淡青色
《抱卵》
》約11~12日
7)静岡県中部での観察ポイント
》この地域では特に冬~早春(1~3月)に目立つとのこと。
》理由は梅や椿の花蜜を吸う際に葉が少なく見つけやすいのだそうです。
》観察しやすい場所としては梅園、神社、庭のツバキ、里山の照葉樹林など。
8)早朝に活発になる理由
⇒筆者が目撃するのはたいてい午前9時より前です。
8-ア)餌が見つけやすい
》朝は花の蜜が多い、昆虫が動き始めるなどのため、効率よく採餌できるそうです。
8-イ)捕食者が少ない
》猛禽類(例:オオタカやツミ)は上昇気流が発生する日中に活発になることが多く、早朝は比較的安全なのだそうです。
8-ウ)縄張りアピール
》繁殖期(春)にはさえずりやつがい行動が朝に集中するそうです。
次回はイソヒヨドリを取り上げます。
》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。このシリーズの初回はこちらです。
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