or037: 大井川の研究_37 沢と滝_9 上西河内と逆河内

上西河内大滝。こちらから転載させて頂きました。

逆河内(さかごうち)。こちらから転載させて頂きました。

 穿入蛇行(せんにゅうだこう)。こちらから転載させて頂きました。

ヒウチ沢大滝。こちらから転載させて頂きました。

今回紹介の瀬戸と滝(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。

このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。

前回は大井川支流の寸又川、その支流の栗代川の滝などをご案内しました。

今回は寸又川支流の上西河内、さらにその支流の逆河内を俯瞰します。

上西河内は丸盆山(2066m)と不動岳(2172m)からの水を集めて寸又川の千頭ダムのダム湖が上流に流れ込む支流です。

第一の写真のようにかなりの落差の大滝が不動岳への登山路の脇にあります。上西河内大滝と呼ばれているようです。

寸又川から上西河内に入ってすぐに逆河内(さかごうち)との出会があります。

一般に、「逆河内」という地名や沢の名前の由来は、川の流れが蛇行により地形的に「逆」に流れているように見えること、または急峻な地形(谷)を形成していることに起因するそうです。特に、静岡県(寸又川流域など)の森林鉄道関連の文脈では、「穿入蛇行(せんにゅうだこう)」と呼ばれる、川が深く谷を刻みながら曲がりくねる地形が名前の由来で、その険しい様子から「逆」という言葉が使われていると推測されるそうです。

逆河内の沢には千頭森林鉄道の「逆河内支線(1962年開通)」がこの険しい地形を縫うように鉄道が敷設されていたそうです。林業が隆盛の頃に東京営林局千頭営林署が運営していたとのこと。

また、日向林道には「新逆河内吊橋」があり、テレビで「日本一渡るのが怖い吊り橋」として紹介されたそうです。

逆河内は上流でアケ河内に分岐し、さらにヒウチ沢とタケナギ沢に分かれます。これらの沢には中ノ尾根山(2297m)、合致山(2149m)、黒沢山(2123m)、六呂場山(1748m)、さきほどの不動岳からの水が流れ込みます。

ヒウチ沢には40mと言われる大滝があるようですが、深部のため、訪れる人は稀のようです。

また、GoogleMapにはアケ河内大滝が表記されていますが、残念ながら、写真を見出すことができませんでした。

いずれにしても、これらの寸又川の沢には深部に大滝が存在しているようです。

毎度のことながら、これらの清廉な水を島田市の水道水の一部として毎日頂いていると考えると、とても感慨深いものがあります。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。 「沢と滝」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム
・「本流の変遷」 
・「
・「大井川鐵道の歴史
・「水源の山々」   

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