
落差60mの大滝。こちらから転載させて頂きました。

別角度から。こちらから転載させて頂きました。

大滝の滝口。冒険映画に出てきそうな風景です。こちらから転載させて頂きました。

大滝の上流にある滝。こちらから転載させて頂きました。

奥西河内にもきっと生息しているであろうアカイシサンショウウオ。環境のバロメーターと言われる。こちらから転載させて頂きました。

今回紹介の滝と沢(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。
このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。
今回は「沢と滝」の11回目ですが、かなり嵌っています。登山の経験はあるのですが、沢登りの経験は全くありません。専門家のサイトを訪ねて歩きコタツ記事に徹するうちに(とても自分にはできないと感じつつ)大井川の魅力が満杯であると惹き付けられてしまいました。と同時に、林業の残骸ともいえる放棄機材や人工的すぎる堰堤の写真を見るにつけ、「何とかならんものか」と感じています。
さて、前回は大井川支流の寸又川、その寸又川の源流の近くにあるヒスイの滝を俯瞰しました。「光岳×ヒスイの滝」は光学を学んだ者としては魅力たっぷりのフレーズです。
今回は奥西河内の大滝を訪れます。
奥西河内は大井川の支流で、荒川三山(前岳(3068m)、中岳(3082m)、悪沢岳(東岳、3141m))と丸山(3032m)、千枚岳(2880m)、駒鳥池(2420m)、小赤石岳(3081m)、大倉尾根などからの水が流れ込みます。
大井川の本流とは椹島(さわらじま)の少し上流の瀧見橋の先で合流します。
多くの沢登りエキスパートは椹島のロッジからスタートして奥西河内を遡上し、稜線に出て最後は赤石岳ないし荒川岳の山頂に達するようです。
椹島の標高は1100mで荒川岳の悪沢岳山頂は3141m、その標高差は2141mに及びます。沢登りでのこの標高差は大きいようで、多くの場合に奥西河内の河畔でテント泊を選択されるようで、余裕がある場合にはイワナを釣っておかずにすることもあるようです。
大滝は本谷と呼ばれる奥西河内最上部にあります。標高は2250mで百閒洞大滝に匹敵する高度です。
落差も60mもあり、いわゆる直瀑で、迫力満点のようです。両岸の岸壁も切り立っていて滝の威容は圧倒的と思われます。
滝の上流には石積みの小屋跡があるようです。いつ頃、誰が、何の目的で大滝の近くに小屋を設けたのか、とても興味が湧きます。
私は椹島から大倉尾根を介して赤石岳、そして荒川三山の頂上に立ったことがあるのですが、その際にはこの大滝の存在は知りませんでした。知っていたからと言ってアプローチできたはずもないのですが、エキスパートの遡行記を拝見すると、懐かしい景色も掲載されていて親近感だけは募りました。
毎度のことながら、これらの清廉な水を島田市の水道水の一部として毎日頂いていると考えると、とても感慨深いものがあります。
》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。 「沢と滝」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム」
・「本流の変遷」
・「橋」
・「大井川鐵道の歴史」
・「水源の山々」
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