or045: 大井川の研究_45 沢と滝_17 樽沢と中ノ宿沢の滝

樽沢12m滝。こちらから転載させて頂きました。

樽沢3段滝。落差は下から、それぞれ、4、7、20m。こちらから転載させて頂きました。

樽沢40m滝。こちらから転載させて頂きました。

樽沢18m滝。こちらから転載させて頂きました。

中ノ宿沢30m滝。こちらから転載させて頂きました。

中ノ宿沢11m滝。こちらから転載させて頂きました。

今回紹介の滝と沢(淵)(大きな〇印)。Google Earthを用いて作図しました。

このシリーズでは大井川の徹底的研究を進めています。

前回は、大井川左岸の枯木戸沢と右岸の蛇沢を俯瞰しました。

今回は、大井川左岸の樽沢と中ノ宿沢を見てゆきます。

樽沢は以前にご案内した紅葉沢(右岸)の対面にあります。が、多くの地図に名前が記されていないようです。

青薙山(2406m)からの水を集めて大井川本流の畑薙湖の少し上流に注ぐ樽沢ですが、かなりの急傾斜です。沢の長さ1.5kmに対して標高差は900mで、平均斜度は31度です。多くの滝が形成されるのは道理と言えるでしょう。

他方、中ノ宿沢は樽沢のすぐ上流に位置します。

稲又山(2406m)からの水を集めて大井川本流に注ぎます。途中で二俣に分かれますが、両者ともに大井川本流からの長さは1.5kmです。標高差は、それぞれ、700mないし900mであり、樽沢に負けず劣らずの急傾斜です。


いずれも東俣林道からアクセスが良い位置に大井川本流との合流点があります。

中ノ宿沢は所ノ沢の南側でもあり、所ノ沢越までの登山道が沢沿いにあります。この道は布引山(2584m)を経由して甲州の雨畑に通じています。「中ノ宿」の名前はこの山越え道を伊那谷(おそらく遠山郷)まで旅する際の中間宿であったことから由来するのではないでしょうか?

繰り返しになりますが、大井川のこの素晴らしい自然はかけがえのないもので宝物以外の何物でもないと感じ入っています。

毎度のことながら、これらの清廉な水を島田市の水道水の一部として毎日頂いていると考えると、とても感慨深いものがあります。

》》》》このシリーズはこちらに続きます(新しく投稿されるとそちらに飛びます)。また、このシリーズの初回はこちらです。 「沢と滝」ミニシリーズの初回はこちらです。その他のミニシリーズの初回は以下の通りです。
・「ダム
・「本流の変遷」 
・「
・「大井川鐵道の歴史
・「水源の山々」   

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